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腕の中には、長年の想いをやっと解き放ち、公私共に「終生のパートナー」となった女がいる。

ジワリと胸の奥から湧き出てくるような幸福感に、思わずギュッと香を抱きしめる。

おずおずと背中にまわされた香の腕が、心地いい。

ーもしかして、夢だったりして・・・?

あまりに幸せで、これが現実なのか自信がなくなってきてしまった。



「香・・・あの時のお誘いは、まだ有効?」

香の耳元で、そっと囁く。・・・夢なら、ここで終わるはずだ。

「・・・あの時って・・・?」

香は、何の事だかわからない。と言った感じで、きょとんとした顔をして、パチパチと瞬きをしている。

・・・やれやれ、このお嬢さんは・・・

香の額に唇を寄せ、意地悪くニヤリと笑う。

「そりゃぁ、2週間前のカオリンからの、あつ~いお誘いのことだよん♡」

ボボボッと、音をたてて真っ赤になる香。・・・可愛いすぎる。

「んなっ・・・なななに言ってんのよっっ!!」

慌てふためき、俺の腕から逃げだそうとする香をがっちり押さえ込み、頬にキスをひとつ落とせば、石像カオリンの出来上がり♪

「・・・で?まだ、有効?」

意地の悪い質問を繰り返す俺を、真っ赤な顔と潤んだ瞳で、キッと睨みつける香。

「~~っ/// 何バカな事言ってんのよ!!あんたが断ったんじゃないのよっ!!今更、なによっ!!どうせあたしは、あんたが唯一もっこりしない男女ですからねっっ!!!」

一気にまくしたてる香は、いつもの香で。なんだかちょっとホッとして、肩の力が程良く抜けた。



「・・・じゃあ、俺がお前にもっこりするの、ものすご~く我慢してたって言ったら、あの時のお誘い、まだ有効って事でOK?」

意地の悪い笑みを浮かべながら香の顔を覗き込むと、大きく見開かれた瞳には、今にも溢れんばかりの涙。

「・・・うそ・・・。」

即答かい・・・(泣)

「いや、マジだから。本当に本当に、もう限界。カオリンが欲しくてしょうがないの。・・・ていうか、もう、お前しかいらない。」

じっと俺の顔をみていた香が、ゆっくりと瞬きをする。ポロリとこぼれ落ちる涙に、思わず唇を寄せた。

「・・・ほんと・・・?」

「本当。槇ちゃんに誓ってもいいぜ?」

暫しの沈黙。

「・・・ほんとなら、いい・・・よ・・・。有効にしてあげる///」

そっと俺の胸にすり寄るように身を寄せ、小さな声で答えてくれた香が、たまらなく可愛くて、愛おしくて。もう、一時も離したくなくて。

「・・・やっぱ、海のみえるホテルがいい?それとも、アパートがいい?・・・あ、ラブホって手もあるけど?」

「・・・ばっ///・・・そ、そんな事、あたしに聞かないでよっ!!」

熟れ頃、食べ頃のお嬢さんが、更に赤くなって叫んでいる。

クククッと笑うと、姫の気が変わらぬ内に・・・と、ヒョイと抱き上げ歩き出す。

「ちょっ、ちょっと!りょお!!降ろしてよっ!」

「やだね。・・・さて、帰りますか。・・・やっぱ、俺たちには、あのアパートが一番お似合いだよな?・・・それに、アパートなら、じ~っくりたぁ~ぷり可愛がってあげる時間あるしぃ~♡なんたって、僕ちゃん、新宿の種馬だし♪」

そう言った途端、腕の中の香が、若干青くなったのは気のせいではないだろう。

喚く香をキスで黙らせ、俺達を乗せたクーパーは、一路アパートへと向かったのだった・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おまけ、です。ハイ。甘々、イチャラブを書くつもりが、何故か違う路線へ行ってしまいました・・・。すみませんm(_ _)m

やっぱりイチャラブな2人は、2人の原点でもある、あのアパートにあるのでは?という思いがあったので、その隙間を埋める形のお話を、今回書いてみました。

なので、もうひとつお話を書くつもりでおります。

カオリン、「新宿の種馬」の洗礼を頑張って受けてくださいな~。
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【2013/10/07 22:55】 | How much is that time?
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