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タコと美樹ちゃんの結婚式の時に、香に想いを告げたのはいいが、あのときの勢いはどこへやら。

今のままの心地よい関係が壊れるのが怖くて、未だ何のアクションも起こせていない俺。

街を歩けば、煮え切らない態度をとり続ける俺に業を煮やしたお節介な連中からは、非難轟々の嵐。

・・・そりゃあそうだ。あの後の香の幸せそうな顔が、最近では曇りがち。



他の女なら幾らでも囁ける甘いセリフも、本気で惚れた香相手ではどれも陳腐な気がして。

今夜も逃げるようにアパートから抜けだし、歌舞伎町の馴染みのBarでグラスを傾けていた。


「・・・どうすっかな・・・」

紫煙をくゆらせながらポツリ呟いた言葉に、後ろから声がかかる。


「お前、バカか?」

驚いて振り向けば、そこには元相棒の姿。

遠慮なしに隣のスツールに腰掛ける。

「なにやってるんだ撩?こんな所で呑んでる場合じゃないだろ?あぁ~オレのカオリ・・・。カワイそうに・・・」

「おいっ!いつから香がお前のモンになったんだよっ!」

「優しい言葉の一つも掛けられないような、甲斐性のない男なんかほっとけばいいのに、香も。」

その一言に、ぐっと押し黙る。・・・そりゃぁ、そうかもしれんが・・・。


「うるせぇっ!俺はお前みたいにあんな甘ったるいセリフ、言えるかってぇのっ!!」

考えただけでも恐ろしい。

「ふ~ん・・・。他の女には掃いて捨てるほど言えるのにねぇ・・・。やっぱり本命ともなると、勝手が違うってか?」

痛い所を突かれた俺は、黙るしかない。


「なぁ撩。想像してみろよ?心底惚れた女が、自分の一言でとびっきりの笑顔を見せてくれるんだぜ?香は、お前からのたった一言を待ってるんだぞ?」

隣で意地の悪い笑みを浮かべる悪友のアドバイスに、切羽詰まっている俺は、不本意ながら耳を傾ける。


目を閉じて想像してみた。

「愛してる」・・・いや、違うな。

「好きだぜ」・・・これも違う。

「俺にはお前しかいない!」・・・確かにそうだが、やっぱりこれもしっくりこない。

思いつく限りの言葉を頭の中で香に囁いてみたのだが、どれもイメージとはかけ離れていて。


「おい、撩。お前なに想像してんだよ?渋い顔しやがって・・・」

よっぽど眉間に皺でも寄っていたのだろうか?

「あ、お前、やっぱり香になんて言ったらいいのかわかんないんだろ?」

からかう様な口調にムッとする。

「うるせぇっ!俺は言葉より行動で示すんだ!!」

宣言してしまった以上は、男に二言はないわけで。

あれこれ考えたって無駄なのなら。と、理性から本能へとスイッチを切り替え、店をでる。

ーまずは、あの魅力的な唇をどうやっていただこうか?

「新宿の種馬」らしく、本能の赴くままに気の向くままに。

結果は吉と出るか、凶と出るか?・・・それは、俺たち2人だけの秘密だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キスのお題なのに、チューしてません。スイマセン・・・(~_~;)

甘い言葉を囁く撩も好きですが、言葉より行動。理性より本能。な撩も好きなのです♪

さて、撩は無事(?)にカオリンとチューできたんでしょうかねぇ~?
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【2013/08/08 00:00】 | お題
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