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「・・・来たようだな・・・?」

クツクツと笑いながら満足そうな表情を浮かべる男。

外からは、銃撃戦の音が聞こえてきていた。

「冴えない顔だね?せっかく愛しい男が助けに来てくれたというのに。」

・・・何故来たの・・・?もう、パートナーでもないのに・・・。・・・兄貴からの預かり物だから・・・?

苦い思いがこみ上げてくるが、その気持ちを押し殺して、目の前の男に微笑む。

「・・・最後かもしれないんでしょう?だったら、綺麗な姿で会いたいわ・・・。せめてお化粧直しくらいさせてくれない?・・・5分でいいわ。一人にして?」

男はニヤリと笑うと、部屋の隅に放り投げられていたバッグを取り、渡してくれた。

「いいだろう。お前も大事な商品だ。高く買って貰えるように綺麗にしておくんだな。」

そう言うと、男は部屋から出て行った。

ふうっと息をつき、バッグを開けるとひっくり返して中身を全部出し、バッグの底をはずす。

バッグの底から取り出したのは、兄貴の形見の銃。次に、ルージュのキャップを開け、中身を引き抜いた。ーそこには、隠していた弾が一発。

パチリと小さな音をさせて弾を装填する。

(・・・兄貴、ごめんなさい・・・。でも、あたしはもう、これ以上撩に迷惑はかけられない・・・)

心の中で兄貴に謝罪する。そして、男に見つからないよう銃を腰に差さすと急いで化粧をした・・・





ミックと分かれた後、敵の銃弾をかわしながら香が捕らわれている部屋を探していると、一番奥の部屋に男が入っていくのが見えた。

・・・見つけた!マックスだ・・・

気配を殺し、ドアに近づく。中からは聞き慣れた女の声が聞こえた。

「時間厳守なのね・・・?女の化粧には時間がかかるのよ?少し待っててよ」

「5分でいいと言ったのは君じゃないか?それに、そろそろ冴羽がやってくる。一緒にいなければ意味がない。」

ドアの横にぴたりと張り付き、突入のタイミングをはかる。

・・・カチリ・・・

撃鉄を起こす音が聞こえたと同時にドアを蹴破り、ヤツのほうへと銃口を向け、発砲した。

弾は、ヤツの右腕を打ち抜き、その反動でヤツは部屋の窓から転落した。

撃ってから、気が付く。・・・銃を持っていない・・・?!

そう、ヤツは、銃を持っていなかった。

じゃぁ、あの撃鉄をあげる音は・・・?

美樹ちゃんとの会話の時に感じた違和感を、感じる。第六感が、警告を鳴らしていた。

恐る恐る、真後ろにいるはずの香のほうを振り返る。

そこには、コルトローマンを握りしめた香の姿があった。そして、その銃口は、ヤツのいた方ではなく、香自身の方へとむけられていたのだった・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やっと再会した2人ですが、これからどうなるのでしょうか・・・?

次回は6/30更新予定です。・・・あと2話で終わる・・・予定・・・?
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【2013/06/28 23:07】 | One only wish
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