CH2次創作サイト
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「指定席」の後のお話になります。


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香が僚の部屋で眠るようになって一ヶ月。2人の間には、何もない。(俗に言う添い寝である)

僚としては、超がつくほどの奥手の香を思って、キス止まりでこの一ヶ月を耐え忍んできたのだが、そろそろ限界である(息子が…)

今日こそは。と思うのだが、この一ヶ月の添い寝のせいで、タイミングを逃してしまったのだ。
(香が安心しきって、僚を抱き枕くらいにしか思わなくなってしまったのだ)


「はぁ~…どうすっかなぁ~…」

目下、香との仲をいかに進展させるか考え中の僚。

突然迫れば、ハンマーは確実。かといって、もう待つ余裕はない。

…当たって砕けろってか・・・

僚は悩むことを止めると、日課のナンパへと繰り出した。



その日の夕方、ナンパに失敗し、香のハンマーで潰された僚は、香に引きずられながらキャッツへと向かっていた。

「ってぇなぁ~。もうちっと優しく扱えよっ!」

ブツブツ文句を言いながらも、香の後をついていくとキャッツの前でピタリと香の足が止まった。

香は固まっている。

「わわっ!急に止まるなよっ」

香に文句を言いながら、ふとキャッツ中を覗く。

カウンターの中では、美樹が海坊主の首に手を回し、キスの真っ最中だった。

(見せ付けてくれちゃって…)

チラリと香を見る僚。と、真っ赤になっている香とバチッと視線が合う。

「おおお邪魔みたいだから、帰ろっかっ」

香は、僚から慌てて視線をそらすと逃げるようにアパートに帰った。



アパートに戻ってから、香の様子がおかしい。僚を異常に意識しているのがわかる。

目を合わせようとしない。

寝る前のコーヒータイムの時も、微妙な緊張感を漂わせる香。

いつもより少し離れたところに座ると、コーヒーカップを両手で包みこみ、俯きながら話し出す。

「りょお・・・あ、あのね、今日だけ自分の部屋で寝てもいいかな?」

「却下!お前の寝るところは、俺の横なのっ!」

「~っ///き、今日だけだからっ!お、お願いっ!」

真っ赤になりながら、必死で食い下がる香。

…キャッツでみたキスシーンで動揺してるんだろうな…。

マンネリ化した俺たち2人の関係が、今日なら壊せそうな気がしてきた。



「…いいぜ。ただし、条件がある。」

ニヤリと笑う僚。嫌な予感がしつつも、追い詰められた香はうなずいた。

「僚ちゃんにキスしてくれたら、今日は好きにしていいぜ。」

ボンッと音を立てて赤くなる香。

「むむむ無理っっ!ななな何考えてんのよっっ!」

「んじゃぁ、一緒に寝よっかぁ~」

ジリジリ香との間合いを詰めていく僚。さながら、獲物を見つけた猛獣のようだ。

「どっちがいいかなぁ~?香ちゃんはぁ~?」

「どどどっちも無理っ!選べないっ」

追い詰められた香が叫ぶ。

「じゃっ、僚ちゃんが決めたげるぅ~。」

そういうと、有無を言わさず香を肩に担ぎ上げ、立ち上がる僚。

「こっこらっ!はっ離せぇ~っ!」
 
ジタバタと暴れる香を物ともせず、足取りも軽く自室へと向かった・・・・・・


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この後、カオリンどうなっちゃうんでしょうか・・・?
初の2部構成。ちょっとドキドキしております。
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【2013/04/23 14:58】 | 中編
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