CH2次創作サイト
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今回の設定は、奥多摩以降で一線を越えていない2人のお話です。カオリンが撩に迫ってます。どうする、撩?!








「あたしは撩の事が、好き。大好きよ。・・・抱いて・・・」



ミックといつものごとく飲み歩いての深夜のご帰還を待ち受けていたのは、いつものハンマーやコンペイトウではなく、俺の部屋の前での香からの告白だった。

あまりに突然の事に動けないでいると、香は俺の首に腕を回し、期待と不安に揺れ動く瞳で俺を見つめてくる。

いつもの香とは明らかに違う「女」の顔。


そのまま抱きしめてしまいたい衝動に駆られたが、理性が本能を寸でのところで押さえ込む。

超がつくほどの奥手の香が、なぜこんな行動に出たのかが解らない。


「・・・香、おまぁ酔ってんだろ~?」

長年の癖もあって、軽い口調でいつものようにはぐらかしてしまった俺。そうでもしなければ、自分がなにをしでかすか分からないほど混乱していたのだ。

「・・・酔ってるように見える?」

潤んだ瞳で真っ直ぐに俺を見つめながら香が聞いてきた。


・・・酔ってない・・・よな・・・。なら・・・

「・・・美樹ちゃん辺りに、なんか言われたのか・・・?」

「美樹さん達は関係ない。」

はっきりとそう答えられてしまい、俺は返答に困った。

ゴクリ。と思わず唾を飲む。背中を冷や汗が伝う。

・・・これなら、クロイツの奴らともう一度やり合ったほうがまだましだ・・・。



一体どのくらいの間そうしていたのだろうか。俺が香を抱き寄せることも出来ずに逡巡していると、するりと香の腕が離された。

「・・・かお・・・り・・・?」

何となく、まずい展開になっているのは分かっていた。だが、香に掛ける言葉が見つからない。

俯いた香の手が、トンッと俺の胸を叩く。同時に漏れ聞こえた小さなため息。

俺が声を掛けるのを阻止するかのようなタイミングでぱっと顔を上げ、ニコッと微笑んだ香。

その瞳には先ほどとは違う潤みがあった。

「なぁんてねっ!冗談よ、冗談。あ~あっ!!あんた待ってたら、寝るのがまた遅くなっちゃった。お休み~~!!」

一気にまくし立てると、香は俺を振り切るように行ってしまった。




「・・・ははは・・・」

一人、部屋の前に取り残された俺からは、情けないため息と乾いた笑いしか出てこなかった。

場慣れしたオンナではない、超がつくほど色事に疎い香からの本気のアプローチ。余程の覚悟で来たのだろう。それなのに、俺は・・・。

「情けねぇな・・・」

本当は、今すぐにでも香を抱きしめたかった。だが、6年間という時間が作り上げた、心地よい関係を壊したくないという俺の思いがそれを阻んだのだ。

「・・・ま、まぁ、朝になりゃぁ、なんとかなるか・・・?」

ボリボリと頬を掻き、一人ごちる。

朝になれば、またいつもの2人に戻れる。適当にバカをやって、香にハンマーの一つでも出させれば、それで丸く収まるはずだ。

その考えが甘かったことを、俺は後になって知るのだった・・・。
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【2013/08/31 23:46】 | How much is that time?
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ゴロン、と自分の部屋のベッドにうつ伏せになる。

「・・・撩と・・・キス、しちゃった・・・」


それは、ついさっきのこと。

屋上で2人並んでコーヒーを飲みながら、たわいもない話をしていた時だった。


「香」


名前を呼ばれて振り向いたら、目の前に撩の顔があった。

コンマ数秒遅れて感じた、唇に触れる温かくて柔らかい感触。

目を閉じることも忘れていた。




「・・・目ぇ閉じろよ・・・?」

目の前には少し困った顔の撩。ほんのりと耳が赤いのは気のせい・・・?

「・・・ぇ・・・?あ・・・?」

自分の身に起きたことが信じられなくて、無意識に指で唇に触れていた。

ーさっき触れたのは、撩の唇・・・?

今、自分が触れている感触とは明らかに違う。


キスされた。


分かった途端、今まで穴が開くほど撩の顔を見つめていたのに、急に恥ずかしくなって視線を外した。

ど・・・どうしよう///

狼狽えていたら、撩の手があたしの頭にポンッと置かれた。

「あ~・・・俺、先に下行ってっからな・・・?お前もすぐ降りて来いよ?・・・まぁた風邪引かれたらたまんねぇし・・・///」

そう言って先に部屋へと戻って行った撩。


あたしも、いつかの二の舞にならない様、早々に部屋へと戻った。

ギュウッと撩ちゃん人形を抱きしめる。

・・・まだ、ドキドキしてる・・・

なんだか、身体がフワフワしてるみたい。

思い返したら恥ずかしすぎて、ベッドの上で撩ちゃん人形を抱きしめたまま倒れ込んだ。

「・・・明日、どんな顔して会ったらいいのかな・・・///」



そのころ、撩も部屋のベッドにゴロンと寝ころんでいた。

「あぁぁ~・・・やっちまったぁ・・・」

夜風に当たりながら、気持ちよさそうに目を閉じた香の横顔にドキッとして、気が付いたらキスをしていた。

「・・・明日、どんな顔して会えばいいんだよぉ・・・?」



お互い、眠れぬ夜になりそうだ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんなウブな二人も好きなのです♪
翌朝、二人はどんな顔して会ったのでしょうか?

【2013/08/14 23:58】 | お題
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タコと美樹ちゃんの結婚式の時に、香に想いを告げたのはいいが、あのときの勢いはどこへやら。

今のままの心地よい関係が壊れるのが怖くて、未だ何のアクションも起こせていない俺。

街を歩けば、煮え切らない態度をとり続ける俺に業を煮やしたお節介な連中からは、非難轟々の嵐。

・・・そりゃあそうだ。あの後の香の幸せそうな顔が、最近では曇りがち。



他の女なら幾らでも囁ける甘いセリフも、本気で惚れた香相手ではどれも陳腐な気がして。

今夜も逃げるようにアパートから抜けだし、歌舞伎町の馴染みのBarでグラスを傾けていた。


「・・・どうすっかな・・・」

紫煙をくゆらせながらポツリ呟いた言葉に、後ろから声がかかる。


「お前、バカか?」

驚いて振り向けば、そこには元相棒の姿。

遠慮なしに隣のスツールに腰掛ける。

「なにやってるんだ撩?こんな所で呑んでる場合じゃないだろ?あぁ~オレのカオリ・・・。カワイそうに・・・」

「おいっ!いつから香がお前のモンになったんだよっ!」

「優しい言葉の一つも掛けられないような、甲斐性のない男なんかほっとけばいいのに、香も。」

その一言に、ぐっと押し黙る。・・・そりゃぁ、そうかもしれんが・・・。


「うるせぇっ!俺はお前みたいにあんな甘ったるいセリフ、言えるかってぇのっ!!」

考えただけでも恐ろしい。

「ふ~ん・・・。他の女には掃いて捨てるほど言えるのにねぇ・・・。やっぱり本命ともなると、勝手が違うってか?」

痛い所を突かれた俺は、黙るしかない。


「なぁ撩。想像してみろよ?心底惚れた女が、自分の一言でとびっきりの笑顔を見せてくれるんだぜ?香は、お前からのたった一言を待ってるんだぞ?」

隣で意地の悪い笑みを浮かべる悪友のアドバイスに、切羽詰まっている俺は、不本意ながら耳を傾ける。


目を閉じて想像してみた。

「愛してる」・・・いや、違うな。

「好きだぜ」・・・これも違う。

「俺にはお前しかいない!」・・・確かにそうだが、やっぱりこれもしっくりこない。

思いつく限りの言葉を頭の中で香に囁いてみたのだが、どれもイメージとはかけ離れていて。


「おい、撩。お前なに想像してんだよ?渋い顔しやがって・・・」

よっぽど眉間に皺でも寄っていたのだろうか?

「あ、お前、やっぱり香になんて言ったらいいのかわかんないんだろ?」

からかう様な口調にムッとする。

「うるせぇっ!俺は言葉より行動で示すんだ!!」

宣言してしまった以上は、男に二言はないわけで。

あれこれ考えたって無駄なのなら。と、理性から本能へとスイッチを切り替え、店をでる。

ーまずは、あの魅力的な唇をどうやっていただこうか?

「新宿の種馬」らしく、本能の赴くままに気の向くままに。

結果は吉と出るか、凶と出るか?・・・それは、俺たち2人だけの秘密だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キスのお題なのに、チューしてません。スイマセン・・・(~_~;)

甘い言葉を囁く撩も好きですが、言葉より行動。理性より本能。な撩も好きなのです♪

さて、撩は無事(?)にカオリンとチューできたんでしょうかねぇ~?

【2013/08/08 00:00】 | お題
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昨日、やっと自宅へ帰還いたしましたっ!!長かった~~・・・

自宅に帰ったら、やっぱりとんでもなく散らかっており、一日かけて掃除してました。

で、今日から早速出勤でした。

久しぶりに出勤したら、私専用の引き出しには、溢れんばかりの会議等の書類が・・・(涙)

ひぇ~・・・と思いながら、取りあえず半分だけ目を通してきましたが、先が長そうな予感がいたします・・・。

当面は、無理せずのんびり(無理だと思いますが)行きたいと思ってます。

暑い夏ですので、皆様どうぞ体調管理にはご注意下さいませ。・・・健康が一番です!!!


サイトも、週1ペースくらいで更新出来ればと思っておりますので、お時間がありましたら遊びに来て下さい。

どうぞよろしくお願いいたします。

【2013/08/05 22:25】 | つぶやき
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